第2期6回目授業 3月7日

3月7日は第2期最終となる第6回目の授業日だった。
1時間目は、松浦真弓先生。のと熱中授業とのクロッシング授業で、オンライン上にはのと熱中にご参加の方、松浦日本酒会の方々がご参加されている。今回で、のと熱中授業も最終回となる。
松浦先生は、松浦日本酒会という780名のメンバーが参加する日本酒会を主宰されている。
今回は、のと熱中の授業ということだが、リアルに銚子に来てくださって、銚子からの配信となった。
石川県庁から、3名の方が来てくださって、懇親会までご一緒した。
石川県庁商工労働部産業政策課の野崎祥一様、栂宗一郎様、高村将大様、本当に感謝にたえない。
のと熱中授業として、先生方は、実際に能登に出向き、取材をし、場合によっては現地から、または現地とつなげて授業をされる。今回は、現地の酒蔵さんのメッセージは、動画にまとめてくださった。授業のタイトルは題して、「能登を醸す」。
能登の酒蔵は、能登の震災で大きな被害を受け、そこからなんとかまたお酒を造り続ける3蔵をご紹介いただく。
日本酒は、米、水、麹から造るが、この原料こそ、地域性を感じるものだ。東日本大震災の時にも、福島県の浪江町で磐城壽を造っていた鈴木酒造さんは、蔵ごと津波に流され、山形県長井市に避難して数年間醸造を続けておられたことを思い出す。
どこの酒蔵も、その蔵の持つ酵母がある。それを守り、地域にあった酒を造る。そして、今回の能登の蔵も、造り続けることを選び、苦しい状況の中、自らの酒を守って来られているが、まだ地元能登で復活しているのは3蔵のみ。能登杜氏の誇りと文化を絶やさないという気概を感じられる。
白藤酒造店(石川県輪島市)、鶴野酒造店(石川県能登町鵜川)、松波酒造(石川県能登町松波)3蔵の杜氏、蔵元、若女将からのビデオメッセージに、それぞれ形は違っても能登の伝統と歴史を守り続け、酒を造り続けるという強い心意気を感じる。忘れないこと、そして我々にできることは飲むこと。銚子は、「電車を止めるな」といった銚子電鉄さんがいるが、能登はまさに「酒造りを止めるな」というところだろうか。能登の復興を、ずっと見守ってゆきたい。
2時間目は、ちば銚子熱中小学校としての通常授業。仙台から古山拓先生においでいただき、旅好きの先生の、風景を切り取りその時の思いを残す方法を教えていただく。授業のタイトルは、「小さな旅とスケッチジャーナリングのススメ」
旅をしながら、気になったものを絵にし、それについて思考し言葉を添えるというスケッチジャーナリング。これは写真を撮る時にも通じることだと思う。心にとまった風景を切り取り、その時に感じた言葉を添える。Instagramのコンセプトがまさにジャーナリングのデジタル版なのかもしれない。
「観察する=目に見えないところまで想像する、気を配る」
「光を当てる 見過ごされがちな物に輝を与える」
「視点・角度を変える」
捉えたものをよく観察して、どう表現するか、どう感じたのか、それを残す手法である。
古山先生の美しいスケッチ画にうっとりしながら、自費出版された「七里ガ浜」の貴重な原稿を、今回はみんなに配布することができた。折しも3.11が近づく日、15年前のあの日を思う。
美しい絵のポストカード、カレンダーや本等の販売もしていただき、みんなで購入させていただいた。
2期の最終授業にふさわしい、素晴らしい授業だった。
懇親会では、能登の日本酒を持ち込みし、ぎゅうぎゅうにもかかわらず、大盛り上がりとなったことは言うまでもない。
熱中パスポートで、白老・高畠・丸森から、6名の参加をいただき、みんなで盛り上げてくれた。みんな、ありがとう!!
終わりに・・・お互いに助けあう熱中スピリットに敬服。


