第3期4回目授業 7月4日
7月4日、ちば銚子熱中小学校の登校日。
今回から、生徒さんたちに、学びを持ち帰ってほしいのと、ふりかえりに必要な情報をメモできるようなシートを作成して、みんなに試してもらった。事務局もスクラップ&ビルドで改善活動をしながら前に進んでいる。
3種類の、たくさんの美味しいコーヒーと、前田先生のポップコーンをレンチンしながら、五感で味わう楽しい授業だった。
7月の授業は、伊豆記者による素晴らしいレポートをお届け。
(以下、転載)
【伊豆記者による授業レポート】
7月4日(土)は、ちば銚子熱中小学校の第3期第4回目の授業でした。
この日の授業は、北海道十勝 前田農産食品株式会社の前田茂雄先生と、茨城県ひたちなか サザコーヒー代表取締役社長 鈴木太郎先生。
お二人とも東京農業大学の卒業生で、海外で経験を積み、地元に戻られて様々な挑戦をしているという共通点がある。
そして、その挑戦の仕方がユニークで、お二人自らを「変態」と呼ぶ。
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1時間目、前田茂雄先生の授業テーマは「未来に課題を先のばししない人、農業、町のこし」。
十勝・本別町で小麦やポップコーンなどを栽培しながら、農業を食べものをつくる産業としてだけではなく、地域の価値をつくる産業として育てておられる。
理念は「温故創新」。
先人たちへの感謝や伝統を大切にしながらも、担い手の減少や農地の集約化など大きく変化 する農業を取り巻く環境に対応している。
大型機械やITの導入による効率化、GGAP/HACCPによる安全の仕組み化、販売管理マネジメントの整備などのお話は、どれも興味深い。
そして、極寒の十勝の冬を農閑期ではなく付加価値創造期間と捉え 、次々と新しい挑戦をされている。
その代表作でもある国産初の電子レンジ専用ポップコーン「北海道十勝ポップコーン」をその場で実演してくれたけど、チンするだけで本当に美味しかった!
印象に残ったのは、
「食文化をつくるには、10年かかる」
という言葉。すぐに結果が出ることばかりではない。
でも、土地に根ざし、地域の人と一緒に考え行動し、少しずつ文化にしていく。
その積み重ねが、未来に課題を先のばししないということなのだと感じる。
授業後に、大好きな パン屋「麦音(満寿屋商店)」さんも 前田さんの小麦と聞いて、
十勝いきたい病 発症中。
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2時間目、鈴木太郎先生 「価値の追求 長学歴と変さ値」
サザコーヒーの社長であり、コーヒー研究家であり、コーヒー生産者でもある。
コロンビアでコーヒーを育て、パナマ、コロンビア、エチオピアなど世界各地で買付や品評会審査にも関わっておられる。
鈴木先生の授業で心に残ったのは、
「おいしさは正義」
という言葉。
とてもシンプルだけれど、とても強い。
おいしいものには、人を動かす力がある。
おいしさは、作り手の努力や、土地の個性や、買い付ける人の目利きや、届ける人の覚悟まで含んでいる。
そしてもう一つ、
「価格は価値のバロメーター」
という言葉。
つい、安さを求めてしまいそうになるけれど、
本当に価値あるものを、きちんと価値あるものとして届けること。
そのためには、作る側も、伝える側も、飲む側・食べる側も、価値を感じる力を育てていく必要があるのだと思った。
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農業とコーヒー。
一見違うテーマのようで、この日の授業は深いところでつながっていた。
どちらも、土から始まる。
地域と世界がつながっている。
品質を守り、価値を伝え、文化にしていく仕事である。
授業後の振り返り時間に、銚子の農家くるくるやっほーさんが朝もいでくれた 「糖度19度・生でも食べれるとうもろこし! アフロコーン」を頂いた。(初物!)
こちらもお二人の先生と同様に新しい挑戦の作物で、銚子の文化になるといいなと思う。
今日の学びを、ちゃんと持ち帰ろうっと。
#ちば銚子熱中小学校
#前田茂雄先生
#鈴木太郎先生



